担当ライターキャリアお悩み大学生

四日市福祉会ってどんなところ?
キャリアお悩み大学生

社会福祉法人四日市福祉会について教えてください。

山下さん

社会福祉法人四日市福祉会は、4つの分野(高齢者、生活保護、児童、障がい者)に分かれている介護職において、障がい者を対象としている中規模の社会福祉法人です。市役所から委託を受けて運営している相談事業所「ブルーム」を媒介としながら、利用者さんの適性に合わせて多様な事業を展開しています。そして、地元四日市を盛り上げることも大切にしています。

キャリアお悩み大学生

そうなんですね。実際にどのような仕事なのでしょうか?

山下さん

「介護」と言うと、イメージされやすいのは、食事や排泄のお世話ですよね。しかし、私たちの仕事は、例えると「ドラえもんがのび太へ適切な道具を渡す」そんなような仕事だとイメージして頂ければと思います。利用者さんの想いを叶える、一緒に楽しむ時間を共有することを大切にしております。私自身、利用者さんとマラソンや卓球などをしたりすることもあります。障がい者の方は、多様な経験をされていない方が多いため、「私たちの当たり前を支援する」ということを重要視しているんです。

キャリアお悩み大学生

働くにあたって、取得しておかなければならない資格はありますか?

山下さん

入ってから資格を取得していただければ問題ないです。資格よりもマインド的なものが大切だと考えています。

キャリアお悩み大学生

四日市福祉会で働くメリットを教えてください。

山下さん

まず、四日市福祉会には理学療法士さんや、歯科衛生士さんなどの専門職の方がいます。専門職の方がいる施設は数少ないので、強みだと思っています。また、私たちは人の喜び=夢を叶えることが仕事へのモチベーションに繋がるとも考えております。今後も働きやすい環境作りに努めていきます。また、福祉の仕事というと、重労働で給料が安いと思われがちなのですが、四日市福祉会では、一般企業と同等かそれ以上の条件で働けるのも大きな魅力です。

キャリアお悩み大学生

それは意外ですね!給料が同業他社に比べて高水準だという話をお聞きしましたが、高水準の待遇で職員を雇用できる理由は何ですか?

山下さん

常に売上が伸びていることが挙げられます。また、ICT化を進めることで余分なコストを削減しています。

経営者インタビュー
キャリアお悩み大学生

続いて、理事長の柏木さんにインタビューをさせて頂きます。早速ですが、簡単に自己紹介を宜しくお願いします。

理事長 柏木さん

私は大学時代、農学部で食品の勉強をしていました。実は当時は、地域貢献や障がい者などに対してあまり興味はなく、それよりも製造業などに関心の目が向いていました。私が四日市福祉会に関わり始めたのは平成5、6年の設立準備の時期からなんです。

キャリアお悩み大学生

そうなんですね!では、なぜ障がい者福祉の分野に関心を持たれたのでしょうか?

理事長 柏木さん

結婚を境に四日市に移ったのですが、嫁いだ先が製造業を営んでおりました。そこでは、障がい者の方も多く働いており、障がいを持つ方であっても、「これだけ働くことができるんだ!」ということを知りました。そこから、社会に貢献でき、持続可能なものって何だろうと考える中で、製造業から障がい者雇用・支援に舵を切ることにしました。

キャリアお悩み大学生

なぜ製造業から全く異なる分野である福祉に飛び込むことか出来たのでしょうか?

理事長 柏木さん

自分が飛び込んだというよりも、家族みんなが始めようかという流れで目が向いたんです。ただ、自分が持っているノウハウを活かしたいという想いや発想の部分は、みなさん(学生)と変わらないと思います。

キャリアお悩み大学生

結婚を機にキャリアが変化した際、どのようにして次のステップに進んでいったのでしょうか?

理事長 柏木さん

結婚前は研究職に勤めていました。頑張って入った会社で、もちろんやりがいもありました。けれど、人生の分かれ道を迎え、自分が活躍出来ることってなんだろうと考える中で、人生は1つじゃない!と思ったんです。若かった当時の自分は、色んなことをやってみたいと思っていました。また、三重県は暮らしやすい側面もあったりして。ただ、友達には会いにくくなり、都会の人から見ると離れている感覚もあるそうです。けれど、いろんなきっかけで新しい人生を歩んでいる方が多い中で、色んな経験をしながら自分の進路を選んでいった方がいいかもしれないと思えましたね。

キャリアお悩み大学生

私は将来、好きなことを仕事にするか、好きなことと仕事は切り離すべきか悩んでいます。柏木理事長の考え方を教えていただきたいです。

理事長 柏木さん

私は皆さんより何十年も長く生きているから「求められていることを仕事にする」という考え方になっていますが、皆さんは「本当は何をしたいのか」ということを色んな人に話を聞いてみるのが良いと思います。1~2年は人生の中でそんなに長い時間ではないので、ちょっとくらい遠回りして考える時間にしても良いと思います。

若手インタビュー
キャリアお悩み大学生

入社したきっかけを教えてください。

森田さん

中学・高校進路決定時に人と関わる仕事がしたいという想いがありました。その中で「福祉」という選択肢が挙げられました。その後、大学進学を機に福祉学科に入学をしました。就活では唯一今まで関わってこなかった障がい者介護の道にチャレンジしようと思い、
四日市福祉会に伺った時に壁の向こうにいる利用者さんと職員の会話が温かく、自分もここで働きたいと感じたんです。

キャリアお悩み大学生

実際に四年間働いてみてどうですか?

森田さん

バイトで介護の経験はあったものの、働いてみると全然異なっていました。全てが1からで、今でも学ぶことが多いです。

キャリアお悩み大学生

元々どこに住んでいらっしゃったんですか?

森田さん

地元は三重の四日市です。大学は滋賀へ行き、就職は地元である三重に戻りました。

キャリアお悩み大学生

なぜ地元に戻られたんですか?

森田さん

大学生活の4年間で、自分のやりたいことができたという部分が大きかったですね。そして、親が高齢なため、何かあったときにそばに居れたらなという部分もありました。

キャリアお悩み大学生

地元で働くことついてメリット、デメリットを教えてください。

森田さん

地元の友達に気軽に会えることは良かったです。
一方で、SNSなどで友人の情報をキャッチしやすいため、自分と相手とのギャップを感じやすい面もありました。

キャリアお悩み大学生

最後に一言メッセージをお願い致します!

森田さん

いろんなこと経験できたなとも思った(自分の興味がない分野であっても、話を聞いてみてもいいかもしれなかった)
やりたいこと、どんどん行動に移していったほうがいい!

特派員からのコメント

キャリアお悩み大学生

取材を通して感じた企業の魅力はこの3つです。
1、愛にあふれた企業風土
2、都会で疲れた人、自分にも隣の人にもちょっぴり優しくなれる四日市福祉会さんでのお仕事
3、地域への貢献意識

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こちらの記事は 2022年10月14日に公開しており、
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