「好きな事で生きていく！」ー有限会社ギルドデザインー
2022年夏に実施した取材型プログラム「シゴトラベル2022夏」の内容を記事にしています。
担当ライターキャリアお悩み大学生
有限会社ギルドデザインはどんな会社ですか？
オートバイのカスタム部品やiPhoneケース等の雑貨類を作っています。遊び心の実現と幸せの実感を大事にしています。企画から設計製造、販売まで一気通貫でやっています。
HPを拝見したところ、iPhoneケースのコラボレーションが沢山ありましたが、それが実現できるコネクションはどうなっているんですか？
元々iPhoneが発売された時に好きなメーカーとコラボしようとする流れがありました。サーフブランドのharley（ハーレー）というメーカーとコラボすることになりました。それから色んな所に広がって行きました。
有名なアニメとのコラボはどうやって商品化されるのですか？？
専門の業者がいて、その方からお話をいただきます。ちなみに宇宙兄弟の場合だと漫画を見てたら、登場人物がギルドデザインの製品を使ってたんです。そしたら、まさかの作者が愛用していて！（笑）そうしたケースもあります。
自社のサイトで販売していますが、HPの認知拡大に向けてどのようなマーケティング施策を取っているんでしょうか。
オートバイのカスタム部品は30年くらいやってるので地道に長くやっています。iPhone関連の事業は急激に伸びたんですよね。朝日新聞三重県版に載せてもらって、それからテレビ東京のワールドビジネスサテライトで紹介されたことで、一気に芋づる式に！
企画から販売までどのぐらい時間がかかるのですか？
商品によってまちまちですが、長いものだと3〜４ヵ月かかります。部品が1個だけのものだったり、シリーズものとかだとすぐ図面が書けてノウハウもたまっているので1週間くらいでできたりしますね。
続いて代表取締役の山口社長にインタビュー！自己紹介をお願いします！
わたしは愛媛県の生まれで、もともとはバイクに乗るのが好きでした。鈴鹿サーキットがあるので、当時から三重にはよく来ていました。いつか、バイクに関係する仕事がしたい、そして、鈴鹿サーキットの近くが良いなぁと思っていました。そんなある日、問屋業を始めた三重の知人に誘ってもらったことを機に、三重に移住しました。そのうち彼の会社の敷地の一角を借りて、バイクに関する仕事を始めたのが、ギルドデザインのはじまりです。ある程度状況が揃ったときに、独立して今にいたります。
仕事の面白さとは何だと思いますか？
最近の例だと、塩湖で最高速を出すモータースポーツの競技があるんです。そのプロジェクトに関わるお話を頂いて、今チャレンジしてます。うちの会社は小さいバイクを得意としているので、それで最高速に挑戦しています。そういう大きな話がある時に面白さを感じます。
山口社長がいまやってみたいこと、展望について教えてください。
海外展開ですね。なかでもアメリカに行きたいです。また、アジアは元々考えていなかったんですけど、日本以外のアジアの方のほうが、バイクがポピュラーになっています。アジアの中でも、バイクの改造という点では、タイが最も進んでいるので、タイにも興味がありますね。
続いて村上さんと吉村さんにインタビュー！
プライベートと仕事の両立はどうされていますか？
仕事が自分たちの趣味と重なっているのがとても大きいので、仕事とプライベートを分けている人も多いと思いますが、あやふやなところが大きくて、キャンプ行ったら仕事のアイデアもちらつくのもあったり、趣味が仕事な分、きっぱり分かれることが無いです。趣味でバイクを弄っているときも仕事の事がちらつく事もありますね（笑）
今まさに好きな事を仕事にするかどうするか悩んでいるのですが、どういう思考のプロセスでいきついたんでしょうか？
自分の場合は興味ないことは長続きしないと思っています。働くからには結局続けて技術力や知識の向上に繋げたいと思いました。自分自身も好きな事を仕事にしたいと思っています。
仕事と私生活の境界を分けることができない気がするんですが、ワークライフバランスについての考え方を聞かせてもらいたいです。
もともと、仕事とプライベートの両立は考えていなかったです。自分の興味ある方向で就活しようと。妥協しつつも、納得いく就職ができたと思います。
働いてみてのギャップはありましたか？
あまりありませんでした。会社はとても自由な雰囲気でした。キャンプが好きだからキャンプ事業を始めたり。何でも自由に始められますね。広い分野で何でもできるなと感じています。
就職前と後で、あまりギャップはなかったです。パッと思いつくのは、自分の中の変化はありましたね。元々バイクが好きで、就職して、自分の趣味を一生楽しめるなと思っていました。ただ、2年目ぐらいのときにふとバイクがイヤになった時期がありました。趣味なら趣味として楽しめてたけど、やっぱり仕事っていう面もあって。それまですごく好きだったのに、好きじゃなくなるのが想像できなかったです。
どうやって乗り越えたんですか？
人によってはやめちゃうひともいるんです。趣味をやめて仕事として割り切るという人もいます。自分の中には、根底に「好き」がありました。あと、時間が解決したというのもありますね。乗り越えようと思って乗り越えたわけじゃなくて、なかなか好きなものを嫌いになるのは時間がかかることが大きいかもしれません。周りに同じ趣味の人間がいるので、バイクだったらツーリング行こうみたいな、環境が大事でした。1人だったら抱え込んでいたと思うんですが、周りがいたから好きなままでいられたっていうのはあります。
最後にメッセージをお願いします！
就活時代は大変な部分もあったけど、今とても楽しいので、みなさんも自分のやりたいことを信じて進んでいってもらえればいいと思います！
関連タグ
企業・団体情報
INFO
SPOT PERSON
取材特派員
correspondent
この記事を見た方にオススメの記事
RECOMMEND ARTICLE
No related photos.
